どうも段田です。
今回はゲームで使うディスプレイの話なのですが、
私はゲームをやる場合は液晶テレビかPCディスプレイのどちらかでやっています。
どちらも遊んでいる上で不満はないのですが、4Kに対応していないので、モヤモヤする日々を過ごしています。
というのも、私はPS4 Proを持っているのですが、このゲーム機はPS4のハイエンド(上位)モデルで、
4K対応していて高画質、滑らかな描画が売りになっています。
以前に私がゲーム実況したバイオハザード7やモンスターハンターワールドはPS4 Proの4K描画に対応していまして、上記以外にも対応ゲームは増えています。
なので、このまま4Kではない状態でPS4 Proで遊ぶことは宝の持ち腐れなわけでして…
やはりスペック厨豚野郎の私としては…
最高の環境でゲームを楽しみたいです!
そんなときにですね、BenQさんから4Kゲーミングディスプレイのレビューのお話をいただきました。
本当にグッドタイミング過ぎて、即答でやらせてくださいと土下座し、
今回、4KゲーミングディスプレイのEL2870Uをご提供いただきましたので、レビューをしたいと思います。
新しいゲーミングモニターレビューをしました

ゲームディスプレイに特化したハイスペック「EL2870U」
さて、今回レビューをしますBenQ 「EL2870U」の主な機能とスペックを見てみたいと思います。
主な情報はBenQ公式サイトから引用します。
機能
- 27.9インチ大型4K UHDディスプレイ
- 1msの応答速度
- HDR(ハイダイナミックレンジ)対応
- 部屋の明るさによって自動に明るさ・色温度を調整するブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)
- AMD FreeSyncテクノロジー対応
スペック
パネル | TN |
---|---|
サイズ | 27.9インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 4K UHD (3840 x 2160) |
視野角(左右/上下) (CR>=10) | 170°/160°(CR>=10) |
画素ピッチ | 0.155 mm |
表示色 | 約10億7000万色 |
表示サイズ(mm) | 620.93 x 341.28 mm |
ディスプレイサイズ(幅 x 高さ x 奥行き) | 658 x 477 x 150 mm |
輝度 | 300 cd/㎡ |
応答速度 | 5ms (GTG 1ms) |
リフレッシュレート | 60Hz |
入出力端子 | HDMI2.0 x2 Display Port1.4 x1 |
VESAマウント | 対応 |
大まかな機能とスペックはこの構成になっています。
PS4 Pro、XboxOneXの4K対応ゲームをプレイする上では申し分ないという印象です。
特にHDR対応は昨今のゲームの流れだと必須ですし、明るさを自動調整してくれるB.I.+機能は長時間ゲームをやるには嬉しいですね。
自分のPCではグラフィックボードが対応していないので、
今回は試せていませんが「AMD FreeSyncテクノロジー」を使うことでフレームレート低下でのちらつきを抑えることができるので、
AMD系PC、対応しているXboxOneを持っている方は購入候補の一つになるでしょう

27.9インチの大型サイズで、4K対応と多機能でありながら、
現在、5万円を切る値段になっているのは素晴らしいの一言ですね。
同様スペックの他社製品は5万円をまだ超えていますので、購入する上で何よりもでかいポイントじゃないでしょうか
組み立ては5分!簡単で手間かからず
早速開封しました。
第一印象は「ディスプレイでかい!!!」
ディスプレイサイズは27.9インチと大きいことはわかっていたのですが、開封して実際にディスプレイを目にすると、その大きさに面食らいます。
これからこの大きいディスプレイでゲームができると考えると、
組み立て前からワクワクが止まらず、撮影とか考えず、さっさと組み立ててゲームをやりたかったのですが、ここはグッと抑えます(笑)
中身はディスプレイ本体、台パーツが2つ、HDMIケーブル、電源ケーブル、説明書、保証書、CD-ROMドライバとなっています。
台パーツとディスプレイを接合させて組み立てるのですが、
取り付けに使うネジは、台パーツの接合部とディスプレイの接合部にそれぞれ付いています。
私はしばらくネジがどこにあるか迷ってしまったので、実際に組み立てるときは気をつけましょう。
組み立てはドライバーを使って、だいたい5分ぐらいで完了します。
一応、説明書に手順は書いていますが、そこまで組み立てに困ることはありませんでした。
ディスプレイの裏側に電源とHDMIの接続箇所があります。
ディスプレイ右側にHDMI2.0ポートが2つ、Display Port1.4ポートが1つ、オーディオジャックが1つ備わっています。
HDMI2.0はデータ転送が18Gbpsあり、60fpsの4K映像に対応しています。
Display Port1.4も同様に4K映像に対応しています。(8Kもいけます)
同等性能の他社製品だとDisplay Port1.2のほうが多いので、一歩リードな印象ですね。
何よりもPS4などゲーム機とPCを三台同時に接続できるのは魅力的ですね。
こちらが組み立てたディスプレイです。
個人的にはモニター台とベゼルのグレイの色合いが好きです。
「EL2870U」の機能を実際にPS4 Proでプレイして体感
これからは実際にゲームをプレイしつつ、EL2870Uの機能と画面美を紹介していきたいと思います。
実際、肉眼で見ると結構違います!
HDRによる圧倒的違いがわかったモンスターハンターワールド
今回のレビューでいくつかの4K対応ゲームを試したのですが、
個人的に一番恩恵を受けたと感じたのはモンスターハンターワールドでした。
兎に角まずはHDRを体験ということで、PS4 Pro側と
EL2870U側のHDR設定をONにします。


そして、これがモンスターハンターワールドを「EL2870U」に映したものになります。
左がHDR適用前の画像、右がHDR適用後画像になっています。
こうやって比較すると違いがすごいですね。
HDR適用されると赤色系の描画部分が濃く表現され、深みが増しています。
顔の輪郭もくっきりして、鎧の光沢も増しています。
描画表現は好みが別れますが、断然HDR使ってやるほうがいいですね!
そして、別のシーンも見ていただきましょう。
炎の表現はよりリアルな質感で表現され、
リオレウスのムービーは大迫力の一言で、光沢の表現が臨場感をアップさせます。
正直、HDRはそこまで違いはないんではないかと思ってたんですけど、
見違えましたね・・・・4K半端ねえ!HDR半端ねえ!
ワンダと巨像で応答速度を確認
次はワンダと巨像を見てみましょう。
ワンダと巨像 動作チェック from danda on Vimeo.
これも直撮りでアップしているのですが、走ってもキャラクターの残像はありませんね。
そして、なめらかです。ヌルヌルです!
ゲーム中のチラツキなどはストレスが貯まるもので、これをディスプレイ側で解消できるのは本当素晴らしいですね!
部屋の明るさによって自動に明るさ・色温度を調整するブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)
EL2870Uにはもう一つ大きな機能がありまして、それが「ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)」になります。
この機能は周囲の明るさと色温度を検知して、ディスプレイの設定を自動調整してくれます。
なので、昼間、夕方、夜と部屋の明るさは変わってきますが、それに合わせて明るさを調整してくれるので、目に優しい機能となっています。
では、さっそく使ってみたいところなのですが、ディスプレイ右下の一番右のHDRボタンを押します。
ボタンを押すとHDR機能とB.I.+機能のONOFFを切り替えができます。
光量メーターもONにしておきましょう


実際に部屋の照明を調整してみました。
画像だと伝わりにくい部分なのですが、肉眼だとその違いは確かです。
ハイエンドゲーム機の「本気」を見たければ買い
レビューは以上になります。
画像だと伝わりにくい部分あったかと思うのですが、HDRの違いは伝わったかと思います。
4KやHDR使わなくても充分高画質だと思ってたんですが、EL2870U使ってみると違いに面食らいました。
より高画質より滑らかに楽しめるので、ハイエンドゲーム機を最高の環境で楽しむのであれば買いですね。
もちろんゲーム以外でも充分すぎるので、PCと併用して使うのが良いでしょう。
【追記】組み立て、開封とEL2870Uを使ったモンスターハンターワールドのゲームプレイの動画をYouTubeにアップしました!
